エンディングノートはある意味ラブレター♡

2018/02/21

鎌倉 女性専用カウンセリングサロン アスティ

こんにちは。

生きづらい人生から自分の望む未来へ。
あなたの勇気を後押しする

ココロの天気回復カウンセラーなかがわとしこです。



昨年の年末、高校時代の親友が天に召されました。

それは突然の知らせでした。

自分が息を引き取るまで誰にも知らせないこと

それが彼女の希望だったそうです。



マンダラエンディングノートファシリテーターであり
人生の終焉について、多くの方の希望や思いを
聴かせていただく私ですが、彼女の伝えない選択を
すぐには受け取ることも受け入れることもできませんでした。

お恥ずかしい話ですが、いろんな想像をしてしまいました。

どうして何も伝えてくれなかったのだろう。
私には伝えなくていいって思っていたのかな。
元気な私に会うのがイヤだったのかな。
私が思っていたほど仲良くなかったのかな。

長年の友人を亡くした悲しみと
長年の友人がそうではなかったのかも。。という
別の意味の喪失を勝手に感じていました。

正直に言えば、伝えてもらえなかったことが
とても寂しかったのです。

四半世紀の友人を亡くしても
思うことは自分のことばかり・・・

彼女の気持ちに寄り添えていない
そんな自分の未熟さを恥じながらも
心の中にモヤモヤした思いが充満していました。

少し経って、彼女の夫さんとお話しできた時、
残された時間がわずかとわかってから
ご家族は何度もお友達と呼ぼうか?
最後に会っておいた方がいいんじゃない?
と声をかけたそうです。

けど、彼女は首を横に振るばかり。

理由はわかりません。
けど、一度決めたら頑固だから・・。

と夫さん。そう、彼女らしい。

最後まで家族以外の人と会うことなく
けど、最後まで明るくにぎやかに
彼女らしく旅立ったそうです。


このお話を聴かせていただきながら
彼女と過ごした時間を思い出していました。

私たちの間にはいつも笑いが絶えなかった。

大笑いしながらお酒を飲んだこと、
人生初、ホストクラブに連れていかれたこと。
いつも私に「痩せな!」と上から目線で命令してたこと。
ナンパ男にイイ女気取りの強気発言の彼女の表情。
そのくせ心配性で地道に貯金してたり。

そうか
最後の思い出が闘病中の自分なんて
イヤだったんだね。

自分のことで私たちが長く悲しむのが
イヤだったんだね。

口も態度も悪いけど、
どこまでも優しい彼女らしい選択。


これも私の想像でしかありません。

けど、やっと彼女の気持ちに寄り添える自分になれて
彼女の想いに触れた気がしたんです。そう感じたんです。


私はマンダラエンディングノートワークショップを
お届けしている理由の一つは自分らしい人生を送るための
ノートとして活用していただきたいという思いです。

限りある人生の終わりを考えると、
今の人生をどう生きるかが見えてきます。

いつかくるその時のために、どんな自分でいたいのか。
どんな準備をしたらより自分らしくなるのか。
そのために今何ができるのか。

忙しい年代の女性たちに一度立ち止まって
ぜひ考えてもらいたい、そう思ったからです。

よりあなたらしく生き抜くためのノート。
自分のために書くエンディングノートとして
お伝えしてきました。

けど、もう一つの要素がありました。

あなたの想いをあなたの人生を彩った人たちに伝えるノート。

あなたがどんな選択をしてもそれは自由。
あなたの大切な思いですからね。

けど、その想いがどのように作られたのか、
もう聴くことができない残された人たちに
あなたの声を届けることができるのも
エンディングノートの役割なのだと思います。

もし、彼女にマンダラエンディングノートを
紹介出来ていたら、書いてもらえていたらと
彼女がなくってから何度も思い、後悔しました。

いつか、そのうち、だってまだ若いから。

あまりよく考えもせずに先延ばしをしていました。

けど、いつかも、そのうちも、
私たちにはやってきませんでした。

もう彼女から彼女の想いを聴くことは出来ない。
彼女の生前の人柄から彼女の想いを推察し
想像することしかできない。


それってやっぱり残されるものにとっては
苦しい作業です。

こうだったのではないか。
あーだったのではないか。

想像し、思いめぐらし、答えのない問いを
ずっと考え続ける。

マンダラエンディングノートを何度も書いていて
これだけは言えます。

このノートを書き上げると、残された人に
あなたの想いを伝えることができる。
それは100%ではないけど、
あなたの想いは伝わります。

お届けしているマンダラエンディングノートは
自分にかかわってくれた人への感謝状、
ラブレターです。

今の年齢のあなたが描く、自分の人生と
周囲の人へのラブレターですもの。



そう考えると、何歳から書き始めても
早すぎることはありませんよね。

友との別れを経験して、改めて
マンダラエンディングノートを多くの人にお届けして
ご本人とご家族友人との想いを繋げるお手伝いを
させていただきたい!という思いを強くしました。


マンダラエンディングノート 体験会

マンダラエンディングノートの最初のページ
「0.人生計画8分野」を体験していただきます。

3月21日(水) 11時~13時 鎌倉 
3月25日(日) 11時~13時 鎌倉

料金 3,000円  初回参加の方はエンディングノートプレゼント

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